看護部

看護部紹介

当院の看護の特色

看護部長 竹居由香利
看護部長 竹居由香利

山梨県は、山々の木々や川の流れなどの自然によって四季の移り変わりを感じられる良いところです。日下部記念病院は、笛吹川のほとりに位置し万葉集にも歌われた差出(さしで)の磯や万力林を目前に眺めることができます。自然の癒しを得て、ゆっくりと流れる時間とその人らしさを大切にしたケアによる精神障がい者の回復を目指します。また、中央本線「山梨市駅」から徒歩7分の立地にあり、車などでの通院手段がない方にもやさしい環境です。

当院は、昭和31年に開設された民間の精神科病院です。精神科医療の歴史とともに私たちが提供する看護も今日まで発展してきました。精神障がい者が、より過ごしやすい療養の場の提供と1日でも早い地域生活への移行の手助けが私たち看護の役割だと考えています。そのために、平成15年には統合失調症クリニカルパスを導入し、発症または再燃した入院患者様に対する標準的な治療・看護・社会資源の活用といった支援体制を整えました。また、提供する医療の標準化とさらなる質の向上を目指して、平成20年には、病院機能評価ver.5を受審、25年にはver.6へ更新しました。
また、精神保健福祉士、作業療法士が各病棟に1名以上配置されており、医師・看護師・薬剤師・管理栄養士・臨床心理士とともに定期的なケースカンファレンスを通して、入院患者さまの意向を大切にした退院支援やケアの方向性を検討しています。

看護提供体制として、病棟を機能別に運営することによって、患者さまの病状や日常生活機能に応じたケアの提供を行っています。入院患者さま1人につき1名の看護職員が担当し、原則的には入院から退院までを継続して支援するプライマリーナーシングを実践してきました。そして、平成26年度には責任ある継続的な看護実践のために看護方式を固定チームナーシングへと変更する準備を開始し、平成27年4月より全病棟での完全移行を果たしました。今後も、社会情勢や精神科医療へのニーズの変化などに対応していけるよう、定着に向けて努力しています。

実践現場での看護実践応力の向上を図るために、病院全体で認定看護師の育成をバックアップしています。その中で、平成21年に日本精神科看護協会の行動制限最小化看護認定看護師1名、平成23年に同じく退院調整看護認定看護師1名(いずれも現、精神科看護認定看護師)が誕生いたしました。病棟や外来の看護現場に密着しながら、精神科医療における認定看護師の役割を果たすべく、それぞれの強みを活かした活動に取り組んでいます。さらに、平成25年4月に精神看護専門看護師を迎え、ケア困難な患者さまの直接ケア、スタッフへのコンサルテーションなど部門横断的に活動し、実践現場だけでなく院内全体の医療の質の向上を目指しています。平成26年11月から新たに1名の精神看護専門看護師を迎え、2名の配置となっています。
当院は専門看護師・認定看護師に限らず、ジェネラリストとしての看護職員のキャリアアップのために、学会や院外研修への参加による自己研鑚を推進し、准看護師の進学支援(通信教育含む)、看護学生への奨学金制度や学生アルバイトの受け入れなども行っています。

看護部のビジョン

私たち看護職員は、患者さまのためだけでなく自分自身や家族のために働いています。「人のためになること」を大切にしながら、あたたかい心で、できるだけ患者さまの希望に寄り添えるケアの実現と医療従事者としてのみならず人として成長し続けること、を目指します。
看護教育委員会では、教育担当の副部長を中心に看護記録や接遇に関する研修、看護管理者の質の向上を目指したマネジメントスキルやコンピテンシーモデルについての学習会など、幅広い学びを実践しています。中でも看護職員の倫理観に働きかける倫理教育を心掛けています。また、新卒、通年採用にかかわらず看護継続教育を徹底して行い、学習の機会を提供することで自ら学ぶ姿勢に応えます。
当院が所属する社会医療法人加納岩は、職能給制度を導入しており独自のラダー(等級)によって評価されます。平成26年度から、ラダーに加えて、全看護職員に対しキャリアポートフォリオを導入しました。毎日の現場での体験や思いを記録し、ファイリングすることで自己の成長のプロセスを可視化し自ら学び、成長する看護専門職の育成を目指しています。

ワークライフバランスの重視

  • 敷地内に院内保育室を完備し、3歳までの24時間保育および未就学児の夜間保育を実施しています。
  • 育児休暇の取得はほぼ100%です。
  • 育児短時間勤務は、小学校入学時まで可能です。
  • 育児世代に対する勤務配慮など病院内全体に理解と協力があります。
  • 夜勤専従勤務も可能です。
  • 年間休日数113日(夏季休暇3日、年末年始休暇5日を含む)、さらに有給休暇の取得を推進しています。


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