看護部

病棟紹介(A1〜B4)

A1病棟 認知症治療病棟 A2病棟 特殊疾患病棟 A3病棟 療養病棟 B3病棟 急性期治療対応 B4病棟 地域移行支援・身体合併症治療対応

A1病棟 認知症治療病棟

認知症治療病棟は、認知症に伴う幻覚、妄想、夜間せん妄、徘徊など症状が著しい患者様に対して精神科治療と手厚いケアや日常生活機能回復訓練を短期的、集中的に行う認知症疾患専門病棟です。

病棟には医師、看護師、介護福祉士、看護助手の他に専従の作業療法士や精神保健福祉士が配置されており、それぞれの専門性を生かして自宅や施設への退院に向けてチーム医療を心がけています。起立訓練台や平行棒をはじめとする訓練器具が揃っている生活機能回復訓練室を有しており、入院患者さまの生活機能回復・維持のためのリハビリテーションを進めています。また、精神保健福祉士を中心に医療費等経済面、介護保険等の制度の利用についてなどの相談も受けております。

【日常生活機能回復訓練について】

当病棟の入院患者様は1人あたり1日4時間の生活機能回復訓練を受けることができます。回想法などの機能別小グループや大集団のレクレーション等を中心とした活動プログラムと食事・排泄・入浴訓練など日常生活活動に対するアプローチを中心とした生活リハビリの2本柱をコンセプトとしています。
午前中は主に看護師、介護福祉士を中心とした整容・排泄などのADL訓練から始まり昼食前には日付の確認や嚥下体操をするリアリティーオリエンティーション法(RO法)を取り入れています。また、口腔ケアの質向上のために、歯科医師の往診と歯科衛生士による口腔ケアと指導も行っています。
その他に作業療法士を中心に回想法や車椅子の方のための集団リハビリテーションなどの機能別小グループ活動を実施しています。また、午後からは入院患者様全員を対象とした大集団のレクレーションを行っており、季節の行事も多く取り入れています。

【セラピードッグとのふれあい会について】

アニマルセラピー(動物介在療法)を通し、生き物と関わることで、認知症の入院患者様の基本的生活リズムの回復、情緒的安定、楽しみや活動範囲の拡大などの効果が期待できるものです。当病棟では平成25年度から山梨セラピードッグクラブの協力のもとに「セラピードッグとのふれあい会」を継続的に開催しています。患者様からとびきりの笑顔をみせていただける機会となっています。

【研修会】

認知症疾患医療センター共同主催で認知症研修会・事例検討会を行い、医療の質向上、スタッフの自己研鑽、地域との連携に努めています。

A2病棟 特殊疾患病棟

A2病棟は生活機能及び自立度が低下し、中長期にわたり治療の必要な患者様が多い病棟です。食事・排泄・清潔など自力では難しい日常生活機能を支援しつつ、日中の離床をすすめ寝たきりを防止するとともに、摂食・嚥下機能の強化、褥瘡予防ケアを推進し、残存機能を伸ばすためのリハビリテーションに力を入れています。
また、特殊入浴装置を配備し、車椅子やベッド上生活を余儀なくされている患者様にも、快適な入浴環境を提供するよう努めています。
さらに、患者様の療養生活の充実を図るため、介護福祉士・作業療法士を中心に音楽やゲーム、季節感に配慮したレクリエーションを多く取り入れ、生活の質の向上を目指しています。

A3病棟 精神療養病棟

A3病棟では、慢性期の精神障がいをもつ患者様が、医療者の支援を受けながら療養しています。高齢の患者様が多いため、日常生活機能の維持に加え患者様が生活しやすい環境づくりを心掛けています。また、患者様が症状と上手につき合うことを支援する社会生活技能訓練(SST)や、専任の作業療法士が中心となって集団作業療法を多く取り入れ、精神科リハビリテーションに力を入れています。
長期入院を防止するための退院支援委員会や、多職種によるケースカンファレンスを開催し、常に退院の方向性を検討し、患者様の地域生活を実現できるためのチーム医療を目指しています。

B3病棟 精神一般病棟(急性期治療対応)

B3病棟は急性期症状を呈する患者様を対象とした定員57床(保護室9床、観察室4床、個室4床)男女混合病棟で、精神症状が悪化した集中的な治療が必要な患者様が入院される病棟です。
急性症状の緩和を最優先に心身の安静に努め、患者様の症状や状態を理解・把握し、症状に合った様々な治療(薬物療法・精神療法・心理教育・社会生活技能訓練)を患者様と共に行っています。多職種チーム一丸となって早期治療による急性症状の軽減と1日も早い患者様の社会参加を目指しています。
また、患者様の人権を尊重し個々の生活背景やその人らしさを大切にする、「倫理に配慮した医療」を心がけ、安心できる入院生活を提供できるよう努めています。

【主な病棟活動】

  • クリニカルパスを導入することで見通しをもった治療・ケアを提供し、長期入院の防止に努めています。
  • 精神科リハビリテーション(作業療法士と協働した心理教育、運動プログラム、料理教室、病棟レクリレーションなど)を充実させています。
  • 退院の見通しが立った患者様に対し、多職種で退院前訪問看護を行い、地域生活への準備を整える後押しをしています。
  • 精神科認定看護師も加わり、行動制限の適正化・最小化のためのカンファレンスの充実を図り、行動制限最小化に努めています。
  • 院内外の研修に積極的に参加し、専門性の高いケアを提供するために自己研鑽に励んでいます。

B4病棟 精神一般病棟(地域移行支援・身体合併症治療対応)

B4病棟は、地域移行支援と身体合併症治療の機能を併せもった病棟です。地域移行支援としては、精神科リハビリテーションとともに多職種で連携した退院促進に力を入れています。さらに身体合併症への対応として、心身両面の援助を通して質の高い治療とケアを提供し、安心・安楽な入院生活の提供に努めています。

【地域移行支援チーム】

多職種カンファレンスにおいて患者様のその人らしい回復の視点や、ADL(日常生活動作)・IADL(手段的日常生活動作)やセルフケアの評価を基に、専任の作業療法士が中心となって地域生活への準備に特化した個別・集団のリハビリテーションプログラムを提供しています。さらに、専任の精神保健福祉士が中心となって、退院支援会議・グループホーム調整会議・地域とのケア会議等を定期的に開催し、地域生活に関わる患者様の「強み」・問題点・課題点、退院に向けた目標設定(社会復帰クリニカルパスを導入)、支援概要などについて医療チームで検討し、1日でも早い地域生活の実現を目指しています。

【身体合併症チーム】

身体疾患への対応をより強化し、精神障がいとの両面から治療・ケアを行います。また、うつ病圏の患者様の休養目的入院の対応も積極的に行っています。
中でも、個室ではうつ病の療養のために静かで快適な環境を提供し、回復過程に寄り添うケアを提供しながら、十分な休養ができるよう支援しています。
終末期医療に力を入れており、その人らしさを大切にするため終末期ケアカンファレンスで日々治療・ケアを検討し、最大限生活の質(QOL)を高められる終末期ケアを目指しています。また、ご家族が患者様の最期につき添うことを支援し、よりより看取りが実現できるよう努めています。
さらに、当財団の加納岩総合病院と山梨リハビリテーション病院と連携を深めながら、適切かつ質の高い身体治療が提供できるよう努めています。



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