心理検査について
心理検査について
心理検査とは、一定の理論や科学的手法にもとづいて作成された さまざまな心理検査・テストのことをいいます。
性格傾向や知的・発達段階、認知機能などについて 客観的に測定、把握するために行われます。
心理検査の結果は、診断の補助のため、生活上の工夫を考えるため、 心理相談(カウンセリング)の道筋をたてるため、など その方をより良く理解するために用いられます。
心理検査の種類と目的
- 人格検査は、性格傾向、物事のとらえ方、対処方法などを知るために行います。 (例:バウムテスト、文章完成法テスト、ロールシャッハ・テストなど)
- 知能・発達検査は、知的能力や発達の特性および傾向を知るために行います。 (例:WISC-Ⅲ、WAIS-Ⅲ、WAIS-Ⅳなど)
- 認知機能検査は、注意力や集中力、計画を立てる力などを知るために行います。 (例:HDS-R、MMSE、MOCA-J、ADAS-Jcogなど)
心理検査の流れ
- 主治医の指示のもと行われるため、診察時に主治医にご相談ください。
- 臨床心理士および公認心理師の資格をもった心理士が、 心理検査の目的や所要時間などについてご説明させていただきます。
- 担当心理士と予約日時をご相談ください。 検査内容によって、複数回ご来院いただくことがあります。
- 検査結果は、主治医からの説明後、 ご要望に応じて担当心理士がフィードバック面接を行います。
心理検査の利用案内
- 主治医の指示のもと行われるため、診察時に主治医にご相談ください。 当院初診の方は、電話で受診予約をお受けいたします。 初めて受診される方へ 医療福祉相談
- 所要時間や料金は検査内容によって異なります。 詳しくは、担当心理士にお尋ねください。
- 開室日は月曜日~土曜日、9:00-16:00です。
*ご質問などあれば、臨床心理課までお気軽にお問い合わせください。